憧れのブレッシングウエディングを実現するには?
ウェディングの質問
先生、「結婚」と「結婚式」ってどう違うんですか?あと、最近聞く『ブレッシングウエディング』って何か教えてください。
ブライダル研究家
いい質問だね。まず「結婚」は、役所に婚姻届を提出して、法的に夫婦となることだよ。一方「結婚式」は、結婚をみんなに報告し、祝ってもらう儀式のことだ。だから、結婚はしなくても結婚式を挙げることはできるし、結婚式を挙げずに結婚することもできるんだよ。そして「ブレッシングウエディング」は、教会で聖職者から祝福を受ける儀式だけど、法的な効力はないんだ。
ウェディングの質問
じゃあ、「ブレッシングウエディング」だけだと結婚したことにはならないんですか?
ブライダル研究家
その通り。ブレッシングウエディングはあくまでも儀式なので、結婚するにはきちんと役所に婚姻届を出す必要があるんだよ。海外でする場合は、既に結婚している証明が必要になるから、日本で婚姻届を出して証明書を持っていく必要があるんだ。
ブレッシングウエディングとは。
『結婚の祝福』とは、聖職者がキリスト教の教えに従って、結婚する二人を祝福する儀式のことです。これは、結婚式のような形式ではありますが、法的な効力はありません。海外で結婚の祝福を受けるには、既に夫婦であることを証明する書類が必要となります。そのため、日本で婚姻届を提出し、受理されたことを証明する書類を持参する必要があります。
儀式の意味
結婚の儀式には、深い意味合いが込められています。古くから人々は、愛を誓い合う特別な場を設け、永遠の結びつきを神仏や周囲の人々に誓ってきました。結婚式もその一つであり、二人の愛の誓いを神聖な場で表明する、大切な儀式です。
中でも、教会で行われる式は、厳粛な雰囲気の中で執り行われます。パイプオルガンの荘厳な音色と聖歌隊の美しい歌声は、神聖な空間をさらに特別なものにします。まるで映画のワンシーンのような、感動的な場面を演出してくれるでしょう。
教会での結婚式の中でも、特に人気を集めているのが、聖職者から神の祝福を受ける式です。これは、キリスト教の教えに基づき、結婚する二人に祝福を授ける儀式で、永遠の愛を誓い合う二人にとって、より深い意味を持つものとなります。
しかし、注意すべき点として、この儀式には法的な効力がないということがあります。これはあくまで宗教的な儀式であり、結婚が成立したことを法的に証明するものではありません。結婚の手続きは、役所への届け出によって完了します。ですから、式を挙げる前に、必ず婚姻届を提出し、受理証明書を受け取っておく必要があります。
海外で式を挙げる場合も同様です。海外で祝福の儀式を行うためには、日本で法的な婚姻手続きを済ませ、夫婦であることを証明する書類を用意しておくことが必須です。受理証明書は、二人が正式な夫婦であることを示す大切な書類ですので、忘れずに持参しましょう。
結婚の儀式 | 教会式 | 教会式(神の祝福) | 法的手続き |
---|---|---|---|
愛を誓い合う特別な場 | パイプオルガン、聖歌隊による厳粛な雰囲気 | 聖職者から神の祝福を受ける | 役所への届け出 |
永遠の結びつきを誓う | 映画のような感動的な場面 | キリスト教に基づき、永遠の愛を誓う | 婚姻届提出、受理証明書 |
法的な効力なし | 海外挙式の場合も日本で手続き必要 |
準備と手続き
祝福に包まれた結婚式を挙げるには、綿密な準備が欠かせません。まず第一に、式を挙げる教会や式場を選び、予約の手続きを行いましょう。人気のある教会や式場は予約がすぐに埋まってしまうため、早めに連絡することが重要です。
次に、聖職者の方と面談を行い、結婚に対する二人の考えや式の内容について話し合いましょう。聖職者の方は結婚の意義やキリスト教の教えについて説明し、二人が結婚生活を送る上で大切な心構えを伝えてくれます。式次第や聖歌、聖書の朗読箇所なども一緒に決めていきます。この面談を通して、二人の結婚に対する理解を深め、より意義深い式にすることができます。
衣装選びも大切な準備の一つです。花嫁の衣装、花婿の衣装、そしてブーケなど、教会の雰囲気に合った格調高いデザインを選ぶことで、式がより一層華やかになります。純白のウェディングドレスや、正統派のタキシードなど、様々な選択肢の中から、二人の好みに合わせて選びましょう。
招待客への連絡、席次表の作成、引き出物選び、結婚式の演出など、細かな準備も必要です。招待客へは、結婚式の詳細な情報(日時、場所、服装など)を伝え、出欠の確認を行いましょう。席次表は、出席者同士の関係性を考慮しながら作成し、当日の混乱を防ぎます。引き出物は、感謝の気持ちを込めて、ゲストの好みに合わせた品を選びましょう。結婚式の演出は、二人の個性を反映させた、思い出に残るものを企画しましょう。
余裕を持って準備を進め、忘れ物がないか、最終確認を行いましょう。綿密な計画と準備によって、祝福に満ちた、思い出深い結婚式を実現できるでしょう。
準備項目 | 詳細 |
---|---|
教会/式場 | 教会や式場を選び、予約手続きを行う。人気のあるところは早めに連絡。 |
聖職者面談 | 結婚に対する考えや式の内容について話し合う。式次第、聖歌、聖書の朗読箇所なども決定。 |
衣装選び | 花嫁衣装、花婿衣装、ブーケなど、教会の雰囲気に合ったものを選ぶ。 |
招待客/その他 | 招待客への連絡、席次表の作成、引き出物選び、結婚式の演出などを準備。 |
最終確認 | 余裕を持って準備を進め、忘れ物がないか確認。 |
費用の目安
結婚にかかるお金は、式を挙げる場所や、呼ぶ人の数、どんなことをするかで大きく変わります。教会で式を挙げる場合、教会や式場によって費用が異なり、一般的な結婚式場で行う場合も規模によって金額が変わってきます。大きな会場でたくさんの人を呼ぶほど、費用は高くなります。
まず、式にかかるお金 itself。これは、教会や式場を使うためのお金です。教会によっては、聖歌隊の方やオルガンを弾いてくれる方へのお礼、教会へのお金が別に必要になることもあります。次に、衣装のお金。ウェディングドレスやタキシードなど、新郎新婦の衣装には費用がかかります。レンタルにするか、購入するかによっても金額が変わります。そして、式場を飾るお花のお金。これも、使う花の種類や量によって金額が変わってきます。さらに、写真や映像を撮ってもらうためのお金。プロのカメラマンに頼むと、素敵な思い出を形に残すことができます。それから、食事のお金。披露宴や会食など、招待客へのおもてなしにかかる費用です。料理の内容や飲み物の種類、人数によって金額は大きく変動します。
これらの他にも、招待状や席次表などの印刷物、引き出物、プチギフト、結婚指輪、新婚旅行など、結婚にまつわる費用は様々です。全部合わせると、数十万円から数百万円になることもあります。そのため、結婚式の前に、どのくらいお金を使うのか、しっかりと計画を立てることが大切です。
もし費用を抑えたい場合は、呼ぶ人の数を少なくしたり、飾るお花をシンプルにしたり、食事の内容を見直したりするなど、工夫してみましょう。また、結婚式の少ない時期に式を挙げると、費用が安くなることもあります。色々な方法があるので、よく調べて、自分たちに合ったやり方でお金を節約しましょう。
項目 | 内訳 | 補足 |
---|---|---|
式場費用 | 教会使用料、式場使用料 | 聖歌隊、オルガン奏者へのお礼、教会への寄付などが別途発生する場合あり |
衣装費用 | ウェディングドレス、タキシード | レンタルか購入かで金額が変動 |
装花費用 | 式場装飾の花 | 花の種類や量で金額が変動 |
写真/映像費用 | カメラマン撮影費用 | プロに依頼すると高品質な記録が可能 |
食事費用 | 披露宴、会食費用 | 料理、飲み物、人数で金額が大きく変動 |
その他 | 招待状、席次表、引き出物、プチギフト、結婚指輪、新婚旅行など |
結婚式の費用は数十万円から数百万円になるため、事前の計画が大切です。
費用を抑えるには、招待客の人数、装花、食事内容などを見直したり、結婚式の少ない時期に挙式するなどの工夫が有効です。
心に残る式にするために
人生の門出となる結婚式を、記憶に残る素晴らしい一日にするために、自分たちらしさを表現することが大切です。 ブレッシングウエディングでは、お二人の個性を輝かせる様々な工夫を取り入れることができます。
まず、結婚式のテーマを決めることから始めましょう。例えば、自然を愛する二人なら、緑あふれる庭園をイメージした装飾や、木漏れ日を感じさせる演出を取り入れることができます。あるいは、思い出の場所や季節をテーマにするのも素敵です。テーマを設定することで、式全体に統一感が生まれ、より深い印象を与えることができます。
次に、式の中で使用する音楽にもこだわりましょう。 二人にとって特別な意味を持つ聖歌や曲を、大切な場面で流すことで、感動的な雰囲気を演出できます。また、結婚証明書は、お二人の愛の誓いを形にする大切なものです。形式的な言葉だけでなく、心を込めたオリジナルのメッセージを添えることで、世界に一つだけの結婚証明書が完成します。
そして、結婚式に集まってくれた招待客への感謝の気持ちも大切にしましょう。 感謝の気持ちを伝えるために、手作りの品をプレゼントしたり、一人ひとりに向けたメッセージカードを用意したりするのも良いでしょう。温かいおもてなしは、招待客の心に深く刻まれ、いつまでも記憶に残る一日となるでしょう。
最後に、写真や映像の記録も忘れずに行いましょう。 プロのカメラマンに依頼することで、当日の感動的な瞬間を美しく残すことができます。後から写真や映像を見返すことで、結婚式当日の感動を何度も味わうことができます。これらの工夫を凝らすことで、ブレッシングウエディングは、お二人にとって、そして招待客にとっても、忘れられない一日となるでしょう。
項目 | 説明 |
---|---|
テーマ | 自然、思い出の場所、季節などをテーマに、式全体に統一感を出す。 |
音楽 | 特別な意味を持つ聖歌や曲で感動的な雰囲気を演出する。 |
結婚証明書 | 心を込めたオリジナルメッセージで世界に一つだけの証明書を作る。 |
招待客への感謝 | 手作りプレゼントやメッセージカードで感謝の気持ちを伝える。 |
写真・映像 | プロのカメラマンに依頼し、感動的な瞬間を美しく残す。 |
日本で婚姻届を出す
結婚とは、人生における大きな転換期であり、法的にも社会契約としても重要な意味を持ちます。正式に夫婦となるためには、所定の手続きを経て婚姻届を役所に提出する必要があります。海外で祝福を受ける結婚式を挙げる場合でも、まずは日本で法的な婚姻関係を結ぶことが大前提となります。
婚姻届は、二人の本籍地もしくは現在住んでいる市区町村役場に提出します。提出にあたっては、いくつかの必要書類を揃えなければなりません。まず、役所の窓口でもらうか、ホームページからダウンロードできる婚姻届書に必要事項を記入します。この際、記入漏れや誤りがないよう、注意深く確認しましょう。次に、自分と相手の戸籍謄本(もしくは戸籍抄本)を用意します。戸籍謄本は、現在の本籍地の市区町村役場で取得できます。加えて、届出人の印鑑も必要です。認印でも構いませんが、実印を使用することをお勧めします。さらに、成人である二人の証人が、婚姻届に署名と捺印をする必要があります。証人は親族や友人など、誰でもなることができます。
必要書類が全て揃ったら、役所の窓口に提出します。窓口の担当者が内容を確認し、問題がなければ受理されます。受理されると、法的に夫婦として認められ、婚姻届受理証明書が発行されます。この証明書は、海外での結婚式などで必要となることがあるため、大切に保管しておきましょう。
婚姻届の提出に関する詳しい手続きや条件、必要な書類などは、提出先の市区町村役場の担当窓口に問い合わせるか、ホームページで確認することができます。婚姻届は人生の大きな節目となる大切な手続きです。事前にしっかりと準備を行い、スムーズな届出を心掛けましょう。
手続き | 必要書類 | 備考 |
---|---|---|
婚姻届の入手 | – | 役所の窓口でもらうか、ホームページからダウンロード |
婚姻届への記入 | 婚姻届書 | 記入漏れや誤りがないよう注意 |
戸籍謄本/抄本の取得 | 戸籍謄本(もしくは戸籍抄本) | 現在の本籍地の市区町村役場で取得 |
印鑑の準備 | 届出人の印鑑 | 認印でも可、実印推奨 |
証人の署名・捺印 | – | 成人二人、親族友人など誰でも可 |
役所に提出 | 上記書類全て | 担当者が確認後、受理 |
受理 | – | 婚姻届受理証明書が発行 |
確認方法 | – | 市区町村役場の担当窓口またはホームページ |