
円卓配置「ちらし」で演出する披露宴
お祝いの席の食卓の並べ方は、会場全体の雰囲気やお客様との距離感に大きく左右します。数々の並べ方の中でも、「ちらし」は、まるい食卓を会場に散りばめるように配置する方法です。一つ一つのまるい食卓はそれぞれが独立しており、お客様は他の食卓を気にすることなく、自分の食卓でゆっくりと食事や会話を楽しむことができます。
この並べ方は、家庭的で温かみのある雰囲気を作るのにぴったりです。それぞれの食卓が独立しているため、個々の空間が保たれ、親しい人たちと特別な時間を分かち合いたいというお二人に好まれています。また、まるい食卓はどの席からも他の出席者の顔が見えやすく、会話が弾みやすいという利点もあります。全員が同じ方向を見る必要がなく、自然な流れで会話が生まれるため、場の一体感を高める効果も期待できます。
加えて、写真撮影の際にも、まるい食卓を囲むお客様全員が写真に入りやすく、記念に残る一枚を残すことができます。
さらに、「ちらし」の配置は、会場の広さを有効に活用できるというメリットもあります。四角い食卓と比べて、デッドスペースが少なく、多くの食卓を配置できるため、招待客が多い場合にも適しています。また、高砂の位置を自由に決められるため、会場のレイアウトに合わせて、より柔軟な配置が可能です。
このように、「ちらし」の配置は、温かみのある雰囲気を作り出し、お客様同士の会話を弾ませ、一体感を生み出すとともに、写真撮影にも最適な配置です。結婚式のテーマや雰囲気に合わせて、食卓の配置を選ぶことは、お祝いの場をより一層華やかにする重要な要素となります。