
開放感あふれるアトリウムチャペルでの結婚式
アトリウムチャペルとは、ホテルや飲食店などの建物の中に作られた、天井の高い広々とした空間を使ったチャペルのことを言います。アトリウムという言葉は、元々は古代ローマの建物の中庭のような吹き抜け空間のことを指していました。現代の建物では、ガラス張りの天井や壁を持つ開放的な空間のことを言うのが一般的です。このアトリウム空間に祭壇を設け、結婚式を挙げられるようにしたものがアトリウムチャペルです。最大の特徴は、自然光がたっぷりと入る明るい空間で、天候に関係なく式を挙げられることです。雨や風の強い日でも、屋内なので安心して式を行うことができます。また、天井が高いことで開放感があり、厳かな雰囲気と同時に華やかさも演出できます。
アトリウムチャペルは、その構造上、ホテルや専門式場などに併設されている場合が多く、参列者の移動や控室の利用などがスムーズに行えます。式の後、同じ建物内で披露宴を行うこともできるので、移動の手間が省け、高齢の参列者や小さな子ども連れにも優しい配慮と言えるでしょう。また、アトリウムならではの演出として、吹き抜け空間を利用したフラワーシャワーやバルーンリリースなども人気です。天井の高い空間を彩る華やかな演出は、参列者にも忘れられない思い出となるでしょう。
アトリウムチャペルは、伝統的なチャペルとは異なる、現代的で開放的な雰囲気の中で式を挙げたいカップルに人気です。自然光が降り注ぐ明るい空間、天候に左右されない安心感、そして、移動の負担が少ない利便性など、多くの魅力を持つアトリウムチャペルは、特別な一日を演出するのに最適な場所と言えるでしょう。さらに、建物全体の雰囲気や、併設されている施設なども考慮して選ぶことで、より満足度の高い結婚式を実現できるはずです。