エッグシェルライン

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ウエディングドレス

花嫁を包む優美な卵型ドレス

卵型の衣装、別名楕円形の衣装とは、名前の通り卵のような柔らかな丸みを帯びた輪郭が特徴の衣装です。スカート部分がふわりと丸く膨らみ、まるで繭に包まれたような優美な印象を与えます。この輪郭は、1951年にクリスチャン・ディオールが発表した型で、当時「新しい見た目」と呼ばれ、女性の流行に大きな変化をもたらしました。 卵型の衣装は、その独特の輪郭から、卵の殻の線や風船の線とも呼ばれています。卵の殻のように滑らかで繊細な曲線の美しさ、風船のように軽やかで弾むような立体感が、花嫁をより一層美しく、華やかに彩ります。衣装の生地は、絹や繻子、薄絹など、柔らかく光沢のあるものが多く使われ、上品で洗練された雰囲気を作り出します。また、スカート部分の立体感を出すために、幾重にも重ねられた薄絹や、ふんわりとしたスカート用の下着を使うこともあります。 卵型の衣装は、体つきを目立たなくしてくれる効果も期待できます。お腹周りや腰回りをふんわりと覆うことで、気になる部分を自然に隠し、美しい輪郭を作り出します。そのため、様々な体つきの女性に好まれています。特に、背の高い女性や、華奢な体つきの女性には、この衣装のふわりとした立体感がよく似合います。また、少しふっくらとした体つきの女性にも、気になる部分をカバーしてくれるのでおすすめです。 卵型の衣装は、結婚式だけでなく、パーティーや発表会など、様々な場面で着用できます。華やかで上品な雰囲気は、特別な日をより一層輝かせてくれるでしょう。アクセサリーや髪型を変えることで、様々な雰囲気を楽しむこともできます。例えば、真珠のネックレスやイヤリングで上品にまとめたり、輝く髪飾りで華やかさをプラスしたり、と自分らしい装いを演出できます。