サムシングボロー

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挙式

幸せのおすそ分け:サムシングボロー

結婚式には古くから伝わる様々な言い伝えがあります。その中でも「サムシングフォー」は特に有名で、花嫁が結婚式で身につけると幸せになれるとされる4つのアイテムのことを指します。「何か新しいもの(サムシングニュー)」、「何か古いもの(サムシングオールド)」、「何か借りたもの(サムシングボロー)」、そして「何か青いもの(サムシングブルー)」です。 この記事では、その中の「サムシングボロー」について詳しくお話します。「サムシングボロー」とは、既に幸せな結婚生活を送っている友人や親族から何かを借りて、結婚式で身につけることを言います。一体なぜ幸せな結婚生活を送っている人から物を借りるのでしょうか?それは、その人の幸せをおすそ分けしてもらい、自分も幸せな結婚生活を送れるようにという願いが込められているからです。単に物を借りるだけでなく、幸せの連鎖、バトンを受け継ぐという意味合いを持っているのです。 何を借りるかは特に決まりはありません。アクセサリーやハンカチ、ベールなど様々です。例えば既婚の友人から結婚指輪を借りたり、母親から真珠のネックレスを借りたりするのも良いでしょう。また、目立たないものを借りるのもおすすめです。例えば、ヘアピンや靴の中敷きなど、人目に触れなくても幸せにあやかることができます。 サムシングボローは、幸せな結婚生活を送っている人と繋がりを感じ、その幸せにあやかれる素敵な習慣です。ぜひ、あなたの結婚式にも取り入れて、幸せの連鎖を感じてみてはいかがでしょうか。周りの人に幸せを分けてもらうことで、より一層温かく、幸せな気持ちで結婚式を迎えられることでしょう。
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サムシングフォー:幸せを願う結婚式のおまじない

「サムシングフォー」とは、ヨーロッパから伝わってきた結婚式の言い伝えで、花嫁が結婚式で特定の四つの品を身に着けることで、幸せな結婚生活が送れると信じられています。古くからの言い伝えに基づき、「何か古いもの」「何か新しいもの」「何か借りたもの」「何か青いもの」この四つの品を身につけると、縁起が良いとされています。 「何か古いもの」は、家族や友人など、すでに幸せな結婚生活を送っている人から譲り受けたものが良いでしょう。祖母の結婚指輪や母のヴェールなど、過去の世代との繋がりを象徴し、その幸せにあやかるという意味が込められています。 「何か新しいもの」は、未来への希望や新たな門出への期待を象徴しています。真新しいウェディングドレスやアクセサリーなどが一般的ですが、これから始まる二人の人生を表すものなら何でも構いません。 「何か借りたもの」は、幸せな結婚生活を送っている人から借りたもので、その人の幸せを分けてもらうという意味があります。ハンカチやアクセサリーなど、身近な人の幸せにあやかり、自分も幸せになるという願いが込められています。 「何か青いもの」は、聖母マリアのシンボルカラーである青を身につけ、純潔や誠実を表すと言われています。青いリボンやアクセサリー、青い花などを身につけるのが一般的です。 これらの四つの品は、必ずしも目立つように身につける必要はありません。例えば、青いリボンをドレスの内側に縫い込んだり、ハンカチをバッグに忍ばせたりするなど、さりげなく取り入れることもできます。大切なのは、それぞれの意味を理解し、幸せな結婚生活への願いを込めて身につけることです。サムシングフォーは、単なる迷信ではなく、花嫁の気持ちを高め、結婚式という特別な日をより一層輝かせる、素敵な伝統と言えるでしょう。
結婚準備

幸せのおすそわけ?サムシング・ボロー

「何か借りたもの」という意味を持つサムシング・ボローは、西洋の結婚式で古くから伝わる素敵な習慣です。これは、すでに幸せな家庭を築いている人から何かを借り、その幸運にあやかろうとするものです。何かを「借りる」という行為には、幸せのおすそ分けをいただくという意味だけでなく、その人との繋がりをより一層強くし、感謝の気持ちを伝えるという意味も込められています。 新しい人生を歩み始める花嫁にとって、周りの人々からの愛情や支えは、何ものにも代えがたい宝物です。サムシング・ボローは、まさに周りの人々に祝福され、見守られているということを実感できる瞬間と言えるでしょう。また、すでに幸せな結婚生活を送っている友人や親族から物を借りることで、自分もいつかあんな風な温かい家庭を築きたいという憧れや希望を持つことができます。 借りるものは、ハンカチやアクセサリーなど、比較的小さなものが一般的です。大切なのは、誰から何を借りるかという点です。本当に幸せな結婚生活を送っていると思う人、そして自分が心から尊敬し、慕っている人から借りることが大切です。そうすることで、借りたものには特別な意味が宿り、花嫁にとってはお守り代わりになるでしょう。 サムシング・ボローは、単なる習慣として行うのではなく、誰から何を借りるか、そしてその人にどのような感謝の気持ちを伝えるかをじっくり考えることで、より深い意味を持つものになります。結婚式という特別な日を彩るだけでなく、その後の人生においても、周りの人々との繋がりを大切にする心を思い出させてくれる、そんな素敵な習慣と言えるでしょう。