
幸せを運ぶお菓子の塔:クロカンブッシュ
お祝いの席に欠かせないものといえば、やはり華やかな菓子でしょう。中でも結婚の祝宴に彩りを添えるものとして、近年人気を集めているのがクロカンブッシュです。小さなシュークリームをピラミッドのように高く積み上げたその姿は、まるで芸術作品のように美しく、祝いの席に華を添えます。
クロカンブッシュはフランスでは定番の結婚菓子として古くから親しまれてきました。その名前は、フランス語で「カリカリとした山」を意味し、その名の通り、カリッとした食感の小さなシュークリームが、飴細工で繋ぎ合わされて、高く積み上げられています。その高さは、新郎新婦の末永い幸せを願う象徴ともされています。
見た目だけでなく、味もまた格別です。一つ一つのシュークリームの中には、カスタードクリームやチョコレートクリームなど、様々な風味のクリームが詰まっており、一口食べれば、幸せな甘さが口いっぱいに広がります。また、シュークリームを繋いでいる飴細工の繊細な甘さも、味わいをより一層引き立てます。
結婚という人生の門出を祝う大切な日に、見た目も味も楽しめるクロカンブッシュは、忘れられない思い出を彩る一品となるでしょう。たくさんの祝福の中で、新郎新婦や列席者の方々を、幸せな気持ちで満たしてくれるはずです。まさに、結婚の祝宴にふさわしい、華やかで特別な菓子と言えるでしょう。