テーブル装花

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披露宴

ゲストテーブル装花の魅力

披露宴会場を彩る装飾の中でも、各テーブルに飾られる装花は、お祝いの席に華を添える大切な役割を担っています。ゲストの皆様が席に着いた際、最初に目にするものの一つであり、会話のきっかけとなることもあります。この装花は卓上装花とも呼ばれ、テーブルの数だけ用意する必要があるため、全体の雰囲気を大きく左右する要素となります。 装花に用いる花材は大きく分けて、生花、造花、プリザーブドフラワーの三種類があります。 生花は、そのみずみずしさと華やかさで、会場に自然で生き生きとした雰囲気をもたらします。季節の花を選ぶことで、より一層その季節感を演出することも可能です。ただし、生花は温度や湿度の影響を受けやすく、開花時期も限られるため、注意が必要です。 造花は、天候や季節に左右されることなく、様々な色や形を楽しむことができます。また、生花と比べて価格が抑えられる点も魅力です。近年では、生花と見分けがつかないほど精巧に作られた造花も増えており、様々なニーズに対応できます。 プリザーブドフラワーは、生花に特殊な加工を施し、生花の美しさや質感を長期間保つことができる花材です。水やりの必要がなく、手入れが簡単なので、結婚式の後は記念品として持ち帰ることも可能です。生花のような瑞々しさはありませんが、独特の風合いを楽しむことができます。 これらの花材のメリット・デメリットを踏まえ、会場の雰囲気や結婚式のテーマ、新郎新婦の好みに合わせて最適なものを選びましょう。また、装花だけでなく、風船や蝋燭などを組み合わせることで、より華やかで個性的な演出をすることも可能です。照明との組み合わせも考慮することで、幻想的な空間を創り出すこともできます。