プレタクチュール

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結婚準備

自分らしさを彩るセミオーダーの魅力

「セミオーダー」とは、あらかじめ用意された型をもとに、自分の好みに合わせて部分的に変更を加えて作り上げる方法です。すべてを一から作り上げる「フルオーダー」とは異なり、もととなる型があるため、費用を抑えつつ、自分らしさを出すことができます。 結婚式の準備では、特に衣装や指輪などでセミオーダーを選ぶ人が増えています。たとえば、ウェディングドレスの場合、ベースとなるデザインを選び、そこに好みの布地や飾り、レースなどを加えることで、世界に一つだけの自分だけのドレスを作ることができます。また、結婚指輪も、ベースとなる指輪の型を選び、素材や宝石、刻印などを変えることで、二人だけの特別な指輪を作ることができます。 セミオーダーの魅力は、費用とオリジナリティのバランスです。フルオーダーのように自由にデザインできますが、すべてを自分で決めなくてよいので、何から始めたらよいかわからないという人にもおすすめです。ある程度の枠組みがあることで、逆に選びやすくなるという利点もあります。また、既に完成されたデザインを基にしているので、完成イメージを掴みやすく、イメージとのずれも起きにくいでしょう。 一方で、セミオーダーでは変更できる部分に限りがあるため、フルオーダーに比べると自由度は下がります。もととなる型があるため、全く新しい斬新なデザインは難しいでしょう。しかし、多くの場合、予算や時間の制約がある結婚式準備においては、セミオーダーは費用と時間の両面で効率的な選択肢と言えます。特に、デザインを考えるのが苦手な人や、準備にあまり時間を取れない人には、セミオーダーがおすすめです。
ウエディングドレス

プレタクチュールで理想のドレスを

既製服と仕立て服、それぞれの良い点を併せ持った「プレタクチュール」をご存知でしょうか。プレタクチュールとは、既製服のことを指すプレタポルテと、高級仕立て服であるオートクチュールの、二つの言葉を組み合わせたものです。別名、セミオーダーとも呼ばれています。 プレタクチュール最大の特徴は、既製服の手軽さと仕立て服の特別感、その両方を味わえるという点です。お店に並んでいる既製服のデザインや生地の中から、自分の好みに合ったものを選びます。そして、選んだ服を自分の体形に合わせて採寸し、ぴったりと合うように仕立て直してもらいます。 オートクチュールの場合、服の形や生地、装飾などすべてを一から自分の希望に合わせて作り上げていきます。一方、プレタクチュールでは、既存のデザインや生地をベースにするため、すべてをイチから決める必要はありません。そのため、オートクチュールに比べて費用を抑えられます。 採寸後は、仮縫いをします。仮縫いとは、仕立て途中の服を着てみて、サイズ感や着心地などを確認する作業のことです。体にぴったり合うように調整することで、既製服では得られない着心地の良さを実現できます。そして、自分に合うように調整された服は、世界に一つだけの特別な一着となるのです。 手軽にオーダーメイド感覚を味わえるプレタクチュールは、結婚式のような特別な場面だけでなく、普段着としても人気を集めています。既製服の利便性と仕立て服の特別感、その両方を求める方に、ぴったりの選択肢と言えるでしょう。