
結婚式の素敵な始まり方:ウェルカムスピーチ
結婚披露宴の幕開けを飾る大切な挨拶、それがウェルカムスピーチです。披露宴という晴れの舞台に足を運んでくださったお客様一人ひとりに、感謝の思いを伝える大切な場となります。堅苦しい挨拶ではなく、あたたかい雰囲気で感謝の気持ちを伝えることで、お客様もリラックスして披露宴を楽しむことができます。
初めて人前で話すとなると緊張する方も多いでしょう。しかし、感謝の気持ちを伝えるということを意識すれば、自然とあたたかい言葉が生まれてくるはずです。新郎新婦が並んで一緒に話すことで、二人の仲睦まじさも伝わり、祝福の雰囲気もより一層高まります。
ウェルカムスピーチでは、まず結婚式に参列してくれたことへの感謝を述べましょう。遠方から来てくださった方や、忙しい合間を縫って出席してくれた方など、それぞれの状況に合わせて感謝の言葉を添えると、より気持ちが伝わります。次に、今日という日を迎えられた喜びを語りましょう。これまで支えてくれた家族や友人への感謝、そしてこれから夫婦として歩んでいく決意などを話すと、聞いている人の心に響くでしょう。
スピーチは程よい長さで、簡潔ながらも心温まるものにしましょう。長すぎるとお客様を退屈させてしまう可能性があります。目安としては、2、3分程度が適切です。事前に話す内容をまとめて練習しておくと、スムーズに話せるでしょう。原稿を見ながら話すこともできますが、時折、お客様の方を見て話すと、より気持ちが伝わりやすくなります。
心を込めたウェルカムスピーチは、披露宴の最初の素敵な思い出となり、あたたかい雰囲気で場を包み込みます。そして、これから始まる楽しいひとときへの期待感を高めてくれるでしょう。