
教会式で牧師先生を選ぶポイント
牧師とは、キリスト教のプロテスタント教会に仕える聖職者のことです。羊飼いが羊の群れを導くように、信者たちの心の支えとなり、教えを説き、導く役割を担っています。そのため、精神的な指導者としての役割が非常に重要です。
結婚式においては、牧師は司式者として式を執り行います。新郎新婦が永遠の愛を誓い合う大切な瞬間に立ち会い、二人の門出を祝福する大切な役割を担います。結婚の誓いの言葉を読み上げ、神への祈りを捧げ、新しい夫婦の誕生を皆で祝います。
キリスト教には、大きく分けてプロテスタントとカトリックという二つの宗派があります。プロテスタント教会では聖職者を牧師と呼びますが、カトリック教会では神父と呼びます。それぞれ役割や儀式に違いがあるため、教会で結婚式を挙げる際には、その教会がどちらの宗派に属するのかを確認することが重要です。
ホテルや結婚式場、独立型のチャペルなどは、多くの場合プロテスタント教会の牧師が司式を行います。海外で結婚式を挙げる場合も、ほとんどの教会がプロテスタントです。これらの式場は、宗派に問わず多くの人々が利用しやすいように配慮されていることが多いです。
教会式結婚式を考えている方は、それぞれの宗派の特徴や、式場の雰囲気などをよく理解した上で、教会選びをすることが大切です。自分たちの理想とする結婚式を実現するためにも、事前にしっかりと情報収集を行いましょう。