
挙式料を賢く理解する
結婚の儀式にかかる費用、つまり挙式料は、式を挙げる場所によって金額や内訳が大きく変わってきます。教会や神社、ホテル、専門式場など、それぞれの場所で料金の仕組みや含まれているものが違いますので、注意が必要です。
教会で式を挙げる場合、一般的には、牧師さんへの謝礼、聖歌隊やオルガン奏者への謝礼、式場使用料、式場内の花飾りなどが含まれています。教会によっては、結婚証明書の作成費用や聖歌隊、オルガン奏者への謝礼が別途必要となる場合もありますので、前もって確認しておくことが大切です。
神社で式を挙げる場合、初穂料や玉串料といった名前で挙式料が決められていることが一般的です。これらの費用には、神職の方へのお礼、神様へのお供え物である神饌料、巫女さんへの謝礼などが含まれています。神社によっては、雅楽の演奏や巫女の舞といった追加の儀式を行うことができ、その場合は追加料金が発生します。
ホテルや専門式場で式を挙げる場合、挙式料には、式場(教会風や神殿風のもの)の使用料、スタッフの人件費、基本的な花飾りが含まれていることが多いです。しかし、特別な演出や追加のサービスを希望する場合は、別途料金が発生することがあります。例えば、フラワーシャワーの花びらの追加や、映像演出の追加などが挙げられます。
このように挙式料は場所によって大きく異なるため、それぞれの会場に見積もりを依頼し、内容を細かく確認することが重要です。挙式料は結婚式の総費用の中でも大きな割合を占めます。しっかりと内容を理解し、予算に合わせて計画的に進めることで、後悔のない結婚式を挙げることができるでしょう。