K18ホワイトゴールド

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ジュエリー

指輪に込める想い:地金の種類と選び方

結婚指輪や婚約指輪を選ぶとき、きらきらと輝く宝石や指輪の形に目を奪われがちですが、宝石を支える土台となる地金選びも大切です。地金の種類によって指輪の丈夫さや色合い、肌への影響などが変わり、指輪選びにおいて重要な役割を果たします。代表的な地金の種類には、金色に輝く金、白く輝く白金、銀白色の銀、そして金にパラジウムなどを混ぜて色を調整した18金ホワイトゴールドなどがあります。 金は昔から宝飾品に使われてきました。これは、加工がしやすく美しい光沢を持つためです。金には純度があり、24金が最も純度が高いとされています。しかし、柔らかいため、宝飾品には割金と呼ばれる他の金属を混ぜて強度を高めた18金などがよく使われます。 白金は、希少価値が高く、変色しにくいことから結婚指輪の定番として人気です。落ち着いた白い輝きは、どんな宝石とも相性が良く、長く身につける結婚指輪にふさわしい高級感と耐久性を兼ね備えています。 銀は、他の地金と比べて価格が手頃で、落ち着いた輝きが魅力です。しかし、柔らかく傷つきやすい性質と、硫化して黒ずんでしまう性質があるため、こまめな手入れが必要です。 18金ホワイトゴールドは、白金に似た白い輝きを持ちながら、金よりも硬いため、傷つきにくく、結婚指輪に適しています。これは、金にパラジウムなどの白い金属を混ぜることで白金のような色合いを出しているためです。白金よりも価格が抑えられるため、予算を抑えたい方にもおすすめです。 このように、それぞれの地金には異なる特徴があります。地金の特徴を理解することで、ご自身の生活の場面や好みに合った、一生大切にできる指輪選びができるでしょう。